〜エジプト〜
(アスワン、アブ・シンベル)


最北部にある
カイロギザ!それに対して最南部にあるのがアスワン
「ナセル湖」は、1970年に完成した翌年から貯水が開始された。
幅3,600m高さ111mの世界有数の大規模ダムだ。

貯水により古代から人々を悩ませていたナイル川の氾濫がなくなり
国内の電気供給が安定したが、その代わり数々の遺跡の水没がやむなくされた。
「アブ・シンベル神殿」は、その水没から免れた世界遺産なのだ。


2020年2月14日

今日は、
アスワンに向かいます。
カイロ国際空港から国内線でアスワン国際空港に行くのですが
ホテル出発が午前4時!!!
\(◎о◎)/

起床午前2時半!



ツアーの工程上、
朝食をとる時間がない!
そのため事前に配られた軽食。
ホテルで食べるか空港で食べるか飛行中に食べるか、各自お任せとなった。
私たちは、空港で食べることにした。


ホテルから、
カイロ国際空港まで約1時間です。



カイロ国際空港ロビーに到着です。
時間は午前5時ごろ、まだ朝日は昇っていない。




カイロ→アスワンのチケットです。
国内線は、
「ナイル航空」で行きます。




ちょっと小さめの飛行機だ。


   

機内は、3列3列でディスプレイはない。
ここでも、軽食が出た。先ほど、待ち時間にロビーで食べたのでこれは貰っとくことにした。
また、適当な時に食べよう。




「アスワン国際空港」に到着です。
約2時間のフライトでした。


さて、これから
「アスワン・ハイ・ダム」を目指します。


※Google Earthより

この、
ダムを造ることで、この後に行く「アブ・シンベル神殿」が水没の危機を迎えた。
これをユネスコによって、国際的な救済活動が行われ
この
「人造湖のナセル湖」のほとりにたたずむことになったのです。




これが
ダムの上!
ダムとしての長さは、3,600m
左側が
ナセル湖、右側がナイル川だ!




こちらが
「ナセル湖」
この
ナセル湖は、琵琶湖の8倍の広大なダム湖なのだ。




こちらが
「ナイル川」
ナイル川は、ここから始まっているということか!




ここには、
装甲車が・・・
前方には、
機銃の所に警官か兵隊か???


さあ、これから約300kmの移動です。
アブ・シンベルに向かいます。
アスワンからアブ・シンベルへ行くには、飛行機もあり約30分で行けます。
私たちは、高額ツアーではないのでバスで
3時間以上かけて行きます。
この間、
道は砂漠地帯ばかりで、とにかく砂の茶色の風景ばかり、退屈で疲れる・・・

やっと
「アブ・シンベル」に到着です。



「アブ・シンベル」では、まず昼食です。
「ナセル湖」の湖畔にあるホテル「セティ アブシンベル レイク リゾート」の中にあるレストラン。
「ヌビア料理」というナイル川南地域の料理を頂きます。


   
 

「ヌビア料理」
とは、アスワンの伝統的な家庭料理だそうです。
味は、どうだったっけ・・・




本日のホテルの利用国の国旗でしょうか?
日本の国旗の
赤丸が、なぜか異常に大きいような・・・


食後バスで数分、
「アブ・シンベル神殿」に向かいます。



バスを降り、
「ナセル湖」に向かいます。
左の山の向こうに
神殿があるのです。




湖に近づくにつれて、徐々に
「アブ・シンベル大神殿」が現れてきました。
おおっ!!!
これが
「世界遺産」というものが出来るきっかけとなった遺跡なのです。




新王国時代に
「ラムセス2世」によって建造された大神殿!
中央の入口から内部に入ります。




入口を入った所の
「大列柱室」
両手を組み合わせた
「オシリス神」のポーズをとる「ラメセス2世」の像が4体ずつ2列に並んでいる。




神殿内部の一番奥にある
「至聖所」
4人の神を祭っている。
向かって右から、
太陽神ラー・ホルアクティ神格化されたラメセス2世
王の守護神アメン・ラー造物神プタハの像が並ぶ。
年2回、2月22日と10月22日に朝日が至聖所までまっすぐ差し込んできて
神々の像を照らし出すのだ。




4つある
図書室の中の一部屋!
儀式用の呪文などが書かれた
パピルスなどを置いてあったといわれている部屋だ。
そういえば、大きな
パピルスを買ったなあ・・・




大列柱室の左4体の裏にある「戦うラメセス2世」を現した浮彫りの壁画。
ファラオ(王)が大活躍する図だ!




神殿の入口に戻ってきました。
こんな感じで、
「ナセル湖」が見えます。
移設しなければ、この湖に沈んでいたのです。




こちらは、
「アブ・シンベル小神殿」です。
「ラメセス2世」「第1王妃ネフェルタリ」「ハトホル女神」に捧げられた神殿だ。




この小神殿は、左奥に見える大神殿から100mほど離れた所にある。


「アブ・シンベル神殿」観光後は、またバスで300km走って「アスワン」まで戻ります。



また、300kmを3時間以上かけて、この様な風景ばかり見ながらバスはひたすら戻ります。
とにかく、この往復はしんどい!




こんな何もない
砂漠の道路にも、スピード制限の標識がありました。
上部には、「Max Speed Km\h?」の文字が!
エジプトも、Km表示だ。
90  乗用車の絵
80  バスの絵
70  トラックの絵
60  トレーラの絵かな?
 この絵は?
こんな道なら、ヨーロッパのアウトバーン並みのスピード制限で良いんじゃない?


   

アスワン
に戻り、香油&香水瓶のお土産の店に寄りました。
これもツアーのコースの一部
いろいろな香油を混ぜたり塗ったりして紹介してくれました。


これから、今日の宿泊施設の
クルーズ船に移動し、夕食になります。

    

クルーズ船
の受付カウンターです。 ラウンジでウエルカムドリンクを頂きました。


   

その後、
クルーズ船の部屋割り等の説明を受け
一旦部屋に入り、その後夕食となりました。




食後の
パーティーです。
私も、
ダンサーに引っぱり出されたので、騒いできました!




私たちの部屋、そこそこ良い感じです。
船の
エンジン音は全く聞こえなくて、とても船内とは思えません。
こりゃ良いわ!


   

設備も普通のホテルと変わりありません。
クルーズ船自体、乗船が夜になってからだったので、全貌が良く分かりませんでした。
改めてご紹介することにします。

ここで、私の大失敗!!!
ここで持ってきた
ティファール電気ケトルでお湯を沸かそうとして電源を入れたとたん!
部屋の
ブレーカーが落ちてしまった!!! ( ̄0 ̄;アッ
何も見えなくなり、2人で大慌て!
真っ暗な部屋の中、手探りでやっとスマホのライトを付けた。
停電で電話も使えなくなり、やっと
添乗員さんの部屋に行き状況を説明した。
それから
客室乗務員さんに来てもらい元に戻してもらった。
ああ・・・疲れた〜!


初めてのクルーズ船!
3泊4日のナイル川の船旅をゆっくり味わいます。
明日は、
コム・オンボ、エドフです。