〜エジプト〜
(コム・オンボ、エドフ)


ルクソール以南にも多くの神殿がある!
アスワンからルクソールまでの「ナイル川クルーズ」では
船旅とともに主な遺跡の観光が存分に楽しめるのだ!
コム・オンボの神殿は、ナイル川の小高い丘にある。
エドフホルス神殿とともに、プトレマイオス朝時代の建築物。
クルーズ船で、ゆっくり近づいて行く眺めは素晴らしいくて感動ものだ。
そして、
エドフまでのクルーズは船旅を満喫でき、とても優雅な船旅を感じられる。
クルーズ船による旅行の良さを痛感した瞬間だった!


2020年2月15日

昨夜、
「アスワン」で乗船したクルーズ船は、いつの間にやら出港し
朝には、
コム・オンボ近くまで近づいています。

いつもの様にバイキング形式の朝食です。



ここに料理類が並んでいます。




適当に、料理と飲み物をチョイスし頂きました。




まさに、食事中に朝日が昇り始めました!




食事中に、
コム・オンボの港に来ました。
別のクルーズ船の向こうには、
「コム・オンボ神殿」が見えています。


着岸後、徒歩で神殿まで行きます。



入場チケットをガイドさんと添乗員さんが購入してくれています。




この
「コム・オンボ神殿」は、正面の真ん中の柱から左右に分かれ、
左側は、上エジプトの神であるハヤブサの神
「ハロエリス」
右側は、本来のコム・オンボの神である
「セベク」の2神を祭る
珍しい2重構造となっている。




ちょうど、ガイドさんの手の所にいるのがファラオ(王様)!
左から
トキの頭のトト神ハトホル女神プトレマイオス13世
ライオンの頭のセクメト女神ハヤブサの頭のハロエリス神白冠のホルス神
プトレマイオス13世が、神々から清めの儀式を受けている。




こちらは、
ホルス神トト神がファラオに生命の水をかけている!




左からクレオパトラ2世クレオパトラ3世プトレマイオス8世
ちなみに、
クレオパトラとは、古代ギリシャおよび古代エジプトプトレマイオス朝の
女性王族の名前で、絶世の美女として知られているのは、
「クレオパトラ7世」だそうです。




こちらは、
ファラオを祝福するワニの頭のセベク神が描かれている。
こんな遺跡に直接触れることが出来るなんて!
今の内かも・・・




コム・オンボ神殿、西側から(画像右側が入口です)




ここは、神殿のすぐ側にある、
「クロコダイルミュージアム」
ワニの神
「セベク神」を祭っているだけあり、このような博物館があるのです。




これは、ワニのミイラです。




見学が終了後、
クルーズ船に戻ると、
ドリンクが準備されていました!
バスやホテルと違って、こういうのって良いねえ。 
( ^ ^♪


さて、これからクルーズ船は
「エドフ」へ向かいます。



このクルーズ船のフロントにも、各国の時間が分かるように時計がありました。
カイロ、ロンドン、パリ、東京




これから、約5時間のクルーズです。
オープンデッキで、気持ち良い太陽の光を浴びながら次の観光地を調べたり!




途中に見える、多くの
遺跡を眺めたり!




お互いに見えるクルーズ船へ手を振ったり!




船首に行ったり!




船尾に行ったり!




プールで泳いだり・・・
他のクルーズ船のプールでは、水着で遊んでいる人たちがいましたが
私達のクルーズ船はいませんでした。




客室から川辺を眺めたり、側を行く他のクルーズ船を眺めたり・・・
バス移動とは全く違う、
「動くホテル」の良い時間が過ごせることに気づかされました!


そろそろクルーズ船は、
「エドフ」に到着です。



やっと撮影できました。
私達のクルーズ船
「La Sarah Nile Cruise」です。
乗降口が1階、その下が地下1階でレストランになっている。




上から、屋上オープンデッキ、3階、2階、1階、地下1階という感じ!
私達の部屋は、2階だった。


では、これから
「ホルス神殿」に行きます。



クルーズ船から下船するとすぐ前に、たくさんの
馬車軍団が並んでいました。
私達は、この馬車で
「ホルス神殿」まで行くようです。




私達夫婦は、この馭者の馬車に乗りました。
ちなみに、この写真は出発時に、現地の
素人観光カメラマン
バシャバシャ写真を撮って、戻ってきた私達に売るのです。
この写真
1ドルだったので買いました!




馬車は、
エドフの街並みを走って行くので、街の雰囲気を味わうことが出来ました。
しかし、この馭者!えらくスピードを出したがるのか、
馬をムチで叩いて、ちょっと馬がかわいそうな気がした。




ハヤブサの神
「ホルス」を祭る神殿です。




中庭に入ると、この周囲は列柱回廊になっています。




この中庭の第1列柱室の入口には、
ハヤブサの姿をした「ホルス神」の像が立つ。
この
ホルス神が頭にかぶる二重王冠は上下エジプトの統一を象徴する物なのだ!
10年前のこの画像を見ると、この像を囲む柵がなかったが今では・・・
あったけど触っちゃった 
( ^ω^)・・・




薄暗い至聖所にある、
船型のみこしが置かれている。
後ろに半分以下くらいしか見えていないが、
ネクタネボ2世の名が刻まれた灰色花崗岩製の祠がある。


「ホルス神殿」の観光も終わり、来た時と同じ馬車に乗ってクルーズ船まで帰ります。



その後、クルーズ船はゆっくりと
ルクソールに向けて出港しました。
ナイル川のクルーズ船から見る夕日(ちょうど、樹木と重なっている・・・)が
良い雰囲気できれいでした。


実は、この夕刻辺り・・・事件は起こりました!
何がいけなかったのか、私・・・下痢が始まりました!
ガビョーン!!!
・゚・(。×д×。)・゚・
もう夕食は、食べに行けそうもない・・・
その後のガラベイヤパーティーも行けない!




エドフからルクソールへ行く途中に、「エスナの水門」があります。
体調が悪くても、
エスナの水門通過は見たかったので
がんばって屋上オープンデッキに行きました。
これは、船が水位の違うナイル川を行き来する為にあります。
下流のルクソール側は、上流のエドフ側より約10m水面が低くなっている。
この水門に入った私たちのクルーズ船は
徐々に下流の水位まで下がり進みます。
これ、日中見られたら良かったんだけどなあ・・・


明日は、「ルクソール」
今までにない、ひどい下痢。
明日観光できるか心配だ・・・