2009年7月22日、日本で見られる皆既日食です。
「トカラ皆既日食」の名前は、日本の通過地点の中心部が鹿児島県のトカラ列島に位置するために付けられています。
皆既日食として見られる範囲は種子島の南部から奄美大島の北部までとなります。
日本で皆既日食が見られるのは46年ぶり、そして次は26年後となるため今回を見逃すと二度と見ることが出来ないかもしれません。
ただしもっとも大事なことはお天気です。
こればかりは自然現象のためどうしようもありませんね。
日食には3つのパターンがあります。
太陽全体が完全に月に隠れる状態を「皆既日食」といいます。
それに対して部分的に月が重なり太陽が欠けて見える状態を「部分日食」といいます。
そしてもう一つ太陽が月より大きく見えることで太陽の環(リング)となって見える状態を「金環食」といいます。
では実際日本ではどのように見えるのでしょうか?
地図に表した点線の青ライン上の地域で見ることが出来る日食のイメージを表しています。
・Aライン:沖縄県那覇市あたり
・Bライン:九州福岡県福岡市、大分県大分市や四国高知県南部あたり
・Cライン:中国島根県松江市、鳥取県米子市や大阪市、三重県中部あたり
・Dライン:石川県、富山県、長野県各中部や東京都、千葉県中部あたり
・Eライン:山形県、宮城県各中部あたり
・Fライン:北海道札幌市、帯広市あたり
けっこう西日本ならば楽しめるのではないでしょうか。
特に九州や四国の南部そして沖縄あたりなら9割は隠れると思われるのでかなり楽しみですね。
時間的には地域によって若干ずれますが午前11時前後がピークとなります。
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